膵臓がんの症状は、初期の自覚症状というものはほとんど感じることがありません。初期症状が分からないということが膵臓がんの生存率の低さにも影響を及ぼしているわけです。
膵臓がんが発見された時にはかなりがんが進行している時と考えられます。
症状として自覚するときには、胃や背中が重苦しいような感じや、食欲の減退、お腹の不調も訴えることがあります。しかしこのような症状であってもすぐに膵臓がんを疑うということはあまりないように思われます。
さらに症状が進むと、痩せて、黄疸がでて体が黄色っぽくなったり、尿が濃くなると言った症状に発展していきます。
黄疸が出るのは、膵臓がんの中でもとりわけ膵臓からみて十二指腸の方にがんができた時であり、反対部分にがんができた場合は黄疸の症状は出ません。
また、身体的な症状だけでなく、精神的にも憂鬱な気分になったりもすると言われています。
さらにがんが進行していれば、膵臓が機能しなくなり、結果として血糖をコントロールできなくなり糖尿病や消化吸収障害などの症状が出てきます。
末期の段階までになると、腹水がたまり、内出血を起こすこともあります。
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