膵臓がんの外科手術について

膵臓がんの外科手術の内容は、膵臓を完全に切除するという方法をとります。膵臓がんを早期に発見できていれば、膵臓がんの治療の中では効果的な治療法の一つであると考えられます。

 

場合によっては、がんのできた部位によって十二指腸や胃、小腸など膵臓以外の部分も切除するという手術が行われる場合があります。

 

このような手術が行えるがんの状態は、初期の段階であり、かなりがんが進行していることが発見されたことが多いとされています。外科手術が有効とされていても、それはがんがまだ小さい段階であったり、転移などが進んでいない場合に限るようです。

 

また、外科手術をした際に合併症が起きたり、内出血を起こしたり、副作用として、膵臓を摘出するため、インスリン分泌が行われず、糖尿病になるというリスクもあります。また、切除する場所によっては腸の重要な神経を切除してしまうため軟便になりやすくなると言った副作用もあります。